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開花

花は4つのがく片と白い花弁の花冠からなり、雄しべと雌しべ両方を備えていて小さい。それぞれの房に10~15個の花が集まっていて、オリーブのつぼみと呼ばれる部分になります。前年に育った枝の葉から葉液が出てきます。つぼみは3月から4月頃つき始め、開花時期は栽培や地域によって異なるものの5月から6月半ばまで続きます。

成熟

成熟期にオリーブの実は緑色から黄色、紫色へと変化し、最後には黒に近い色を帯び実が柔らかくなります。このプロセスは成長の過程でゆっくり進みます。太陽光の放射は少なくても、最後の成熟期にはオリーブの果実にしわができ重量が少なくなります。オリーブの収穫は十分に成長した頃、搾油にふさわしい抗酸化・特質に合った時点となり、イタリア中部でのオリーブの収穫時期は一般的に11月から12月にされますが、この頃は実の大きさが最大となり、搾油にも最適で果肉も柔らかくなります。

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